56 太閤「殿下」の「茶屋」

『天下茶屋跡』
西成区岸里東2丁目

天神の森の直ぐ西側、紀州街道に面して「河内屋」と言う茶屋があり良質の湧き水を使って茶を点て大いに繁盛したそうです。太閤殿下と呼ばれていた秀吉も堺や紀州への往復の途次、立ち寄り喫茶を楽しんだと伝えられ、「殿下の茶屋」と呼ばれ更に天下茶屋に転化したと言われています。その折、八尾出身の河内屋に「芽木」の姓を与えたとの伝承も有ります。芽木家の屋敷は井戸を4つも備えた豪邸でしたが太平洋戦争でほぼ全焼し僅かに北西の一画が残ったのです。(森本)